作って使う

2026.09.20 捨てた記録 3分で読めます

メシレコ — 元のアプリで探せば済むので、使いませんでした

食事の皿と、料理を探すスマートフォンを並べたイラスト。元のアプリで探せるため、別の画面を開く理由がなかった。
この記事の目次
  1. 01 何を作ったのか
  2. 02 入力を減らしても、入口が増える
  3. 03 同じ作り方でも、使いたい理由は違った
  4. 04 7本の違いを並べる
  5. 05 次に確かめるのは、元のやり方との差

注文履歴をもとに、次に頼む食事を薦めるアプリを作りました。6月に作ったものの、普段使うことはなく、8月末に手放しました。

使わなかった理由は、元のアプリで探せば済むと感じたからです。

何を作ったのか

注文履歴を取得し、よく頼む店やジャンル、平均単価を整理します。その上で近隣の候補から、次に頼むものをAIに選んでもらう設計です。

注文履歴からジャンルの偏り、よく頼む料理や店、平均単価を表示するメシレコの画面
内蔵のサンプルデータを使った画面です。実際の注文履歴ではありません。

候補は「似ていて未開拓」「マンネリを変える」「新店」などに分けます。カードからUber Eatsの検索へ移れるようにしました。

まだ提案がない状態で、レコメンドを作るボタンを表示した画面
提案前の画面です。ここから生成を試せます。

試したのはサンプルまでで、自分のUber Eatsにつないで使うところまでは進みませんでした。 ここからは、作った機能と、そこまでして使いたくならなかった理由の話です。

入力を減らしても、入口が増える

漫画トラッカーと違い、注文の店名や金額を毎回手で打つ設計ではありませんでした。

デリバリーを頼む機会も、僕には週3回ほどあります。使う機会がない題材ではない。それでも、メシレコを開く流れは定着しませんでした。

いつもの流れ

Uber Eatsで探し、そのまま注文する。

メシレコを使う流れ

メシレコで候補を見てから、Uber Eatsへ移って注文する。

先に別の画面を見る価値が、そのひと手間を上回りませんでした。

AIが理由を添えて薦めることはできます。でも、注文先を選ぶのにそれが必要だったかというと、僕の場合はそうではありませんでした。

同じ作り方でも、使いたい理由は違った

酒ログで作った仕組みを、多く使い回しました。ブラウザから履歴を取り、AIに整理してもらい、パソコンの画面に出す流れです。

同じ部品で、別のアプリは作れます。でも、その画面を開きたい理由まで、使い回せるわけではありませんでした。

7本の違いを並べる

これは、2026年9月4日に振り返った7本の記録です。その時点の使い方を並べました。

道具どう使うものかその時点の状態
漫画トラッカー進捗と最新話を手で更新廃止
酒ログ購入履歴は取得、飲んだ記録は手入力廃止
メシレコ履歴から食事を薦める。サンプルまで試した廃止
メールアプリ要約や返信案を作る。設定まで保存した普段は使っていない
ポイ活マネージャー情報収集を自動化。手動補正あり使用中
事業コックピット副業の判断材料をまとめる。メールはまだつないでいない使い始めたところ
AI Radar毎朝のまとめと、裏の処理が動いているかを見る使い始めたところ

その時点で残していた道具には、散らばった情報を見る手間を減らす用途がありました。ただ、コックピットとAI Radarは作ったばかりでした。7本の観察だけで「集約する道具だけが残る」とは言えません。

その後、9月13日にコックピットへ、メールを根拠に費用を更新する仕組みを加えました。変わったところはコックピットの記事に追記しています。

次に確かめるのは、元のやり方との差

僕の次の確認項目は、その画面を挟むと何が楽になるかです。

注文するまでの流れを、元のアプリだけで一度たどる。次に、作ろうとしている画面を途中に置いてみる。移動や確認が増えるなら、それでも欲しい情報があるかを考える。

メシレコでは、元のアプリを開く前に、もう1つ開くほどの理由を作れませんでした。入力を減らせることより先に、そこを確かめればよかったです。