作って使う

2026.09.13 実物 3分で読めます

メールアプリ — 設定は保存したのに、日常では使っていません

受け皿に置かれた封筒と一時停止の記号。要約や返信案の機能を作っても、日常で使う場面がなかった。
この記事の目次
  1. 01 何を作ったのか
  2. 02 「設定待ち」というメモだけでは分からなかった
  3. 03 AIでメールを要約できても、使わなかった理由
  4. 04 自動で届くだけでは、開く理由にならない
  5. 05 何で作ったか
  6. 06 コードと設定を残して、常駐を止めました

作った道具の一覧に、「日常利用なし」のまま残しているメールアプリがあります。

6月に作って、試すためには開きました。でも、普段のメールを読むときには使っていません。 使える画面ができたところで、そのままになっています。

何を作ったのか

自分のパソコンで、受信メールを読み、Claude Codeに要約や文面作成を頼めるアプリです。

  • 受信メールを短く要約し、要対応事項を出す
  • 指示から返信の下書きを作る
  • 新規メールを書き起こす、文面を整える

受信一覧や検索、返信の画面を作り、送信する機能まで付けました。

宛先・件名・本文の欄と、Claudeへの指示欄、AI作成・文面を整える・送信ボタンがある新規メール画面
説明用のダミー設定で開いた新規作成画面です。

AIに文章を頼むときは、パソコンに入れたClaude Codeをアプリから呼び出します。AIにつなぐための別の鍵(APIキー)は持たせず、Claude Codeで使える利用枠の中で動かす方法にしました。

「設定待ち」というメモだけでは分からなかった

作業メモには長く「初回設定待ち」と残っていました。ところが、パソコンの設定ファイルを見ると、メールアドレスやログイン用の情報は入っていました。

メモの状態と、ファイルの状態が一致していなかったんです。

設定は保存してありましたが、そこから実際に受信できるかは、今回試していません。「つないで使っている」とは分けておきます。

空のメール一覧と、メールを選ぶと内容を表示する案内がある受信箱
説明用の設定で開いた画面です。僕の実際の受信箱ではありません。

AIでメールを要約できても、使わなかった理由

始まりは「メールをAIで処理できたら便利そう」でした。

でも、要約や返信案がないと困るメールが、自分にどれだけ届くかを先に考えていませんでした。僕の用途では通知が中心です。別の受信箱を開く手間をかけるほど、処理したいものがありませんでした。

作れる機能を並べると、便利なアプリに見えます。その機能を使う場面があるかは、それだけでは分かりません。

自動で届くだけでは、開く理由にならない

ポイ活マネージャーは、外から情報を集めて、買う日を決めるのに使っています。このメールアプリも、つなげば届いたメールを読むことができます。

でも、届いたあとに自分がしたいことが違います。情報の自動取得は役立つ機能でも、それだけで使い続ける理由にはなりませんでした。

廃止した3本にも自動取得を備えたものがあります。「手入力だから使わない」「自動だから使う」という分け方では、説明が足りません。

何で作ったか

部品使ったもの
サーバーPythonの標準ライブラリ
受信・送信Pythonに付属する部品(imaplib・smtplib)
画面HTML 1ファイル
AIClaude Codeをコマンドとして呼ぶ
設定・ログイン情報コードの保存先とは分けたdata/フォルダ

あとから作った事業コックピットは、同じメールを扱う道具でも受信専用にしました。管理者用IDの通知を読む用途に、送信機能は要らなかったからです。

コードと設定を残して、常駐を止めました

9月5日、パソコンの起動に合わせて動き続ける設定を外し、メールアプリを休止しました。普段のメール処理には使っていないので、機能を足すより先に、動かし続ける必要があるかを見直しました。

コードと設定は残しています。もう1本メールアプリを考えたとき、すでに似たものを作って使わなかったという事実を見返せるからです。削除した3本とは分けて記録します。

次に機能を足す前には、直近に届いたメールを見ます。何をするのに困ったのか。今の受信箱では何が足りなかったのか。そこに具体例がなければ、今は作り足さなくていいと思っています。