作って使う

2026.09.23 設計判断 2分で読めます

受信専用にしたら、送信の確認ボタンは要りませんでした

封筒を受け取る箱と、線を引いて外した紙飛行機のイラスト。受信用の道具に送信の仕組みは持たせない。
この記事の目次
  1. 01 管理者用IDから、外へ送る必要がなかった
  2. 02 オフにする設定も、作らなかった
  3. 03 Gmailから送るときは、別の話
  4. 04 必要になったら、用途から考え直す

事業コックピットにはメールの受信機能があります。送信機能はありません。

ボタンを隠すだけでなく、アプリの裏側にもメールを送る仕組みを作っていません。このアプリの用途では、読むだけでよかったからです。

管理者用IDから、外へ送る必要がなかった

このアプリが読むのは、サービスへの登録やログインに使うアドレスです。登録通知、請求、セキュリティのお知らせを確認します。

顧客とやり取りするためのアドレスとは役割を分けています。管理者用IDから誤って送ると、相手に知らせたくないアドレスが渡ってしまいます。

最初に考えることは、送信前の確認画面の文言ではありませんでした。このアプリに送信が必要かです。

オフにする設定も、作らなかった

設定で送信を無効にしておく方法もあります。でも、有効に戻せる設定を用意する理由がありませんでした。

コードにも、メールを受け取るための部品だけを入れました。送るための部品や処理はありません。画面の設定を触って、うっかり送信を有効にすることもできません。

受け取る

管理者用IDに届く通知や請求を読む。

整理する

仕分けし、必要なら登録サービスの一覧を作る。

ここで終える

このアプリから外へ送る操作は持たせない。

用途を受信と整理に絞ることで、送信の確認手順を増やさずに済みました。

Gmailから送るときは、別の話

これでメール全体の誤送信がなくなるわけではありません。Gmailなど、別の画面からは送れます。将来コードに送信機能を加えれば、前提も変わります。

今回は、読むために開いた画面で、うっかり送ってしまうことを防ぎたかったんです。なお、自分のメールはまだつないでいないので、読む側の使い勝手はこれから試します。

必要になったら、用途から考え直す

人とやり取りする専用アドレスを作り、この画面から返信する用事が出てきたら、改めて考えます。その場合も、管理者用IDと送信可能なアドレスを混ぜない形にします。

いまはまだ、その必要がありません。将来便利かもしれないという理由だけで、送信を先に付けなくてもいいと思っています。

自分用の道具なら、使わない機能を省けます。確認を増やす前に、確認しなければならない操作自体が必要かを一度考える。それだけで、作るものも使う手順も小さくできました。